ベータグルカンの構成原子と構造

ベータグルカン(βグルカン)は、ブドウ糖(=グルコース)が多数繋がった高分子である。

ブドウ糖(=グルコース)は、炭素、酸素、水素が結合してできている。

つまりは、ベータグルカンを構成する原子は炭素と酸素と水素なのだ。炭素、酸素、水素の結合物質は糖鎖と呼ばれ、構成する原子だけでなく、結合の形が違うと全体の分子の形も異なり、それぞれに性質が違うことが知られている。

ベータグルカンと呼ばれている分子形状の中でも、特にベータ1,3Dグルカンという形状の物質が免疫力の活性化に有効であることは解明された。しかしその原理はいまだに不明だ。判っていることは、ベータグルカンの中のベータ1,3Dグルカンが免疫細胞を通じて全身の免疫力を活性化できるという、経験則だけなのだ。

アジアでは、古代から薬として利用されてきたキノコ抽出物の有効成分がこのベータグルカン(βグルカン)であり、ベータ1,3Dグルカンだったことは、20世紀の終盤になってようやく解明されたばかりだ。

炭素、水素、酸素の結合だけで構成された分子の興味深い性質は、世界中の研究者達の研究対象となっている。

炭素、水素、酸素を結合させてベータグルカンを作り出せるのは、生物だけである。だから、菌糸が生成するキノコや、酵母が作り出す酵母細胞壁の中に作られるのだ。したがって、市販のベータグルカンのサプリメント・健康食品には、化学合成品は存在しない。生物由来でしか製造できないのがベータグルカンという天然成分の特色でもあり、総じて価格が高い最大の原因だ。

市販のベータグルカン サプリメント・健康食品は、優劣が大きいものの、その有効成分たるベータグルカン自体は全てが天然自然素材だと言える。古くはキノコ類から抽出していたベータグルカン(βグルカン)は、現代では効率よくパン酵母から抽出できることで、効率が高まったことから治療効果も一般的になったのだ。

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